mille-feuilleが考える参考間取り

最近は飲食店に入って席に座って
千葉:「何をたべようかなぁ?」
店員:「カレーうどんお待たせしました!」
千葉:「、、、、今来たんですけど、、、」
店員:「、、失礼しましたっ!」っていう
不思議な体験が立て続けに起こっています。

今回取り上げる物件はこちらです!
名古屋市千種区/85.00㎡/2005年4月完成/

間取りとしての特徴は

【東面に大きなルーフバルコニー】【水廻りが物件の中央にある】ですが、
一番の特徴は、物件概要を見て解って頂けると思いますが、
周辺環境が住みやすい【千種区】 築年数が【15年程度】という事から

【物件の本体価格が高価】という事です。

こういった案件って結構あると思います。
自分たちの希望をもりもり盛り込んだら、物件本体価格が高価になってしまって、
リノベーションに費用を掛けれなくなってしまう、、、
しかし自分達が希望するエリアがそこにしかない場合は、中々諦められないと思います。
そういった時こそ、少しのリノベーション費用で間取りを劇的に変化出来たら良くないですか?
その間取りがこちらです!

冒頭の既存間取りと参考間取りをよく見比べてください。
変更した部分はどこでしょうか?

正解は「劇的に何かを変更していない」です。
キッチン、洗面、UB、WCと言われる水廻りの変更はありません。
キッチンに関してはシンク、コンロ位置も変更していません。
また夫婦寝室、子供部屋位置の変更もしていません。

物件として85㎡としては大きな専有面積ですが、
広さに対して主寝室が広すぎたり、適材適所に収納が無かったり、
収納があっても使いづらくなったり、、、、
そういった事を踏まえ、UBとルーフバルコニーの間にある収納を解体して回遊できるようにしたり、
各寝室にWICを備え付けたり、玄関付近には玄関収納を兼ねたCLを作ったりしました。

物件価格が高価だからあきらめるのではなくて、
必要な場所に必要な大きさの部屋や収納を、
生活が少しだけ豊かになる様な間取り変更を行える事が出来れば、
総資金計画内で自分たちの希望エリアにリノベーションして生活できます。

次回は参考間取りを作りにあたって考えた、
周辺環境からの生活する人のイメージの想定と、回遊動線がある間取りの特徴をお伝えします。

続きの投稿を楽しみにしていて下さい!!